パターン１：衛＋鞠絵

「あにぃ！ちょっと200ｍのタイム計ってよ！」
「ん？あぁ、いいぞ。」
　　　　　　　…………
「……んー、もうちょっとタイム伸びないもんかな…？」
「そうだねぇ…やっぱり脚の出し方かな…？」
「脚の出し方？」
「うん。ほら！この資料みてよ。」
（そういって、分厚いファイルを手渡す衛）
「んぁ!?なんだこのファイル!?」
「え？何って200ｍに関する情報ファイルだよ？いろいろな本から抜き出してるんだっ！」
「……これだけ集めるのに本何冊くらい読んだ？」
「んー…350冊くらいかなぁ…」
「はぁ…さいですか…」

……………理論派アスリート完成の予感

パターン２：花穂＋衛

「ん？ありゃ花穂か…おーい、花穂ー！」
「え？あ！お兄ちゃま！」
タッタッタッタッタ…
「おい、あんまり急ぐと…」
こけっ
「ふわぁぁぁっ!?」
「花穂!?」
バッ！タタッ！
「ほぇ!?」
「ふぅ、危なかった。…？お兄ちゃま、何ポカンとしてるの？」
「え…今だって、花穂がつまづいて…」
「もう、お兄ちゃまったら。花穂練習してロンダートできるようになったんだよ？」
「…ありゃロンダートより難しいだろ…」

……………こけない花穂はタダのドジ（ﾏﾃ

パターン３：可憐＋亞里亞

♪〜（部屋の中からクラシック音楽をピアノで弾く音）
「…ん？このピアノは…可憐か。いつもうまいよなぁ。」
カチャッ
「…？お兄ちゃん？」
「や、可憐ちゃん。ピアノ上手だねぇ。」
「そんな…でも、お兄ちゃんに言われると…うれしいです。」
「…できれば取って置きの一曲、聞かせてほしいなぁ…」
「お兄ちゃん…わかりました。でも、みんなには内緒にしてくださいね？」
「あ…うん。（なんで内緒なんだ？）」
♪♪♪〜（突然ジャズ音楽が流れ出す）
「（はぇ!?可憐ちゃんの得意な音楽ってジャズなの!?）」
♪♪♪♪♪〜（ピアノに合わせて歌いだす可憐）
「（何!?可憐ちゃんが歌いだした!?いや、今は可憐ちゃんじゃない…）」
「（もしかして…綾○智絵!?）」

……………12人の妹兼世界的ジャズシンガー（違