明智と咲耶の結婚披露宴
第9話 永久(とわ)なる愛の誓い
作者 明智光彦さん
衛の紹介が終わると、チャペルの扉は鈴凛と四葉の手によって開かれた。
そして、その向こうから一組の新郎新婦が静かに入場する。
ユ千:フフフ………、本当に……きれいだね……、……咲耶ちゃんは…。
Ag:そうですね。本当に素敵ですよね。
よ:うちの咲耶も、あんなふうになってくれるといいんだけどなぁ…。
よ咲:あーら…何か言ったかしら、お兄様?
(右手が“スカポンタン”をやりそうな雰囲気である…)
よ:い、いえ。何も…。
ブ可:ねぇお兄ちゃん、可憐もいつかこんな風に
ウェディングドレスを着られる日が…、来るのかな?
ブ:うん。きっと来るよ。その時可憐の隣にいるのは…誰なんだろうね?
そして、新郎新婦はついに祭壇の前に立ち、神父が開会を宣言する。
神父:それではこれより婚姻の儀式を執り行います。まずは…、新郎・光彦よ。
汝は新婦・咲耶を、疲れる時も病める時も、生涯彼女を愛し続ける事を誓いますか?
明:はい、誓います。
神父:新婦・咲耶よ。汝は新郎・光彦を、疲れる時も病める時も、
生涯彼を愛し続ける事を誓いますか?
咲:はい、誓います♥
神父:よろしい。それでは、指輪の交換を。
そう言われると二人は、互いに指輪を交換しあった。
指輪のサイズはお互いに知っていたので問題はなかったようだ。
神父:それでは、神の御前で夫婦となった証を示しなさい。さぁ、誓いの口付けを!
神父のこの言葉に、僕は一瞬戸惑った。
しかし、咲耶は僕からの口付けを今か今かと待ちわびていた。
そんな咲耶に、僕はいよいよ覚悟を決めた。
明:い、行くよ…。咲耶…。
咲:えぇ♥
そして次の瞬間、2人の唇は静かに出会い、触れ合った。
その口付けに僕は、一瞬だけの永遠を感じた。
それはきっと、咲耶にとっても同じだっただろう。
神父:おぉ神よ!ここにまた、新たな夫婦が誕生しました!
今後も、この2人の末永き幸せを見守り給え!アーメン!
2人は神父に一礼した後、背を向けて退場していく。
もちろん、咲耶は僕の腕に自分の腕を絡めてきたけど。
ヨ鈴:明智さーん、咲耶ちゃんとお幸せにねー!
北:道場の門下生として、僕からも祝福いたします!
明:ありがとうございます、北斗さん!
斗:明智さーん、咲耶ちゃんを大切にしなきゃだめですよ!
明:えぇ、もちろんですとも!
こうして第一会場での予定は終了した。そして次は…、
いよいよ第二会場・白並木学園体育館での盛大なるパーティーである。
NO:そう言えばうちの白雪は、明智さん家の白雪とうまくやっているんだろうか…。
そろそろ料理を用意しなければ、間に合わないと思うんだけど…。
〜つづく〜
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akechikun1979@yahoo.co.jp
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