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明智と咲耶の結婚披露宴
第8話 第一会場本番前

作者 明智光彦さん


春:可憐ちゃーん、いらっしゃいますか?
明:…っと、春歌じゃないか?どうした?
春:はい。実はワタクシ、可憐ちゃんにお届けものが来ているのでこちらに来たのですが…。
可:可憐に?誰からなの?
春:白河ことりちゃんからですわ。
明:ことりちゃん?あのcotoringuさんと一緒の?
春:はい。それでは可憐ちゃん、どうぞ。
可:うん、ありがとう。それにしても何だろう…、封筒の中身は…。

可憐はその場で中身を見てみると…、その中には楽譜とことりちゃんからのメモが入っていた。

「明智さん家の可憐ちゃんへ
今日の結婚披露宴で私、白河ことりは2人に歌をプレゼントしたいと思ってます。
その曲名は、楽譜にある通りです。突然で申し訳ないとは思いますが、
その時はぜひ伴奏してくださいね♥ お願いします♥  白河ことり」

可:えぇっ?ことりちゃんの歌に伴奏なの?
明:へぇ…、そりゃいいかも。でも可憐、何とかなりそう?
可:うん…。でも、少し練習はした方がいいかなぁ…。この曲は知っているけど…。
咲:そうね。それじゃあ、その曲は第2会場で披露してもらいましょ♥
明:そうだね。…ということで春歌、この事をことりちゃんに伝言しておいてくれ。
春:かしこまりました。それでは失礼します。
咲:うふふ…♥ 何だか、素敵な披露宴になりそうね、ダーリン♥
明:そうだね。それじゃ、そろそろ行くか?
咲:どこへ?
明:…ったく、チャペルに決まってるだろ?
咲:そうね。さ、早く行きましょダーリン♥

一方、第一会場である白並木学園のチャペルでは、招待客を明智家の千影が案内していた。

千:さぁ…、…こっちだよ………。座席は……すでに指定してあるから……。
カ可:あ…。お兄ちゃん、ここみたいだよ。
カ:うん。そうみたいだ。じゃ、座ろうか?
Ag:亞里亞、こっちに来なさい。
Ag亞:亞里亞、兄やの隣に座るの?
Ag:そうだよ。ここでおとなしくしていようね。
Ag亞:はい♥
こ:えぇっと…、私たちは…。
co咲:あ、あった。お兄様、ここよ♥
co:あ、ホントだ。親切なんだねぇ、明智さん家って…。
春:あの、ことりちゃんはいらっしゃいますか?
こ:はい。あ、明智さん家の春歌ちゃん、どうしたの?
春:兄君さまからの伝言で、“ことりちゃんの歌声は第2会場で披露してほしい”との事ですわ。
こ:分かりました。
co咲:あれ?ことり歌うの?
こ:うん…。せっかくだから、何かの形でお祝いしたくて…♥
神:そうなんだ。それはいいですね。(←ことりちゃんの隣にいたので、話を聞いていた)

他の招待客についても同様に、指定された席に着席していく。そして…

衛:えー、コホン。皆さんお待たせしました。
いよいよあにぃと咲耶ちゃんの入場です。盛大な拍手でお迎えください。

〜つづく〜


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akechikun1979@yahoo.co.jp
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